最近の医療事務の動向

最近の医療事務

医療事務の資格を取ると就職に有利であり、
また資格で得た知識は実務においても非常に重要となります。

最近に至るまで、医療事務の需要はとても高いものでしたが、
徐々に医療事務の資格を取る人も増えてきて飽和状態になってきたため、
資格を取得したからと言っても必ずしも医療事務の仕事ができるというわけでもなくなってきました。

医療関係の仕事は、景気の動向に左右されないという特徴を持っているため、
それでも需要が尽きないのは事実ですが、
供給が間に合ってしまうと必然的に競争が必要な世界になってしまうのです。

日本は高齢化が進んでおり、
これからは高齢社会が訪れることになります。

基本的に高齢者が多くなれば、
人が医療に割く費用は高くなりますので、
一度就職さえしてしまえばとりあえずは安定することが予想されます。

また、医療事務の知識は介護施設での事務仕事についても力を発揮しやすいので、
高齢社会になって介護施設が増えていけば、
需要も少し拡大することが予想できます。

しかし、現在では科学技術も進歩しておりますので、
医療事務だけをしていれば安定するというわけではありません。

現在、大きな病院ではIT化が進められており、
医療事務の資格を持っていない人でもパソコンの操作さえ
できれば会計の仕事がこなせるようになりつつあります。

これがこれから先、
開業医などの小さなクリニックや医院にまで波及することになると、
わざわざ正社員を雇うまでもなく、
アルバイトやパートで医療事務が事足りてしまうのです。

また、会計の業務だけでなく、
医療事務の他の仕事についてもIT化が進められているという現状があります。

受付、レセプトなどをIT化している病院もあったり、
中にはカルテを紙媒体ではなく電子カルテを活用して仕事の効率化を図っている病院もあります。

そのため、人件費を削減するために正社員ではなくパートを雇って、
簡単なパソコン作業や接客をしてもらうことだけが医療事務として
雇ってもらう人の仕事内容になることが予想できるのです。

IT化が及ぼす影響は?

自動化、IT化をして合理的な経営を目指していくという方針はこれから先、
更に拡大していくことが予想されますので、
医療事務の仕事もその時代の流れに沿うように、
仕事内容を変化させる必要があります。

計算だけをすれば良い、
カルテの管理だけをすれば良いという時代は終わりを告げようとしていますので、
これから先にも医療事務の仕事を続けることを考えている場合には、
経理ソフトを使いこなせるようなスキルや、
より深い知識を得て仕事に活かすなどのスキルアップが必要となってくることでしょう。

これまでは安定した職業ではありましたが、
これからは決して安定しているとは言い切れない職種になってしまいますので、
医療事務の資格以外にも他の資格を取るなど、
自己研鑽を重ねなければなりません。

Posted by GRiry7uk