言語聴覚士の仕事内容とは

リハビリなどの際に活躍する言語聴覚士

脳卒中や脳梗塞、こうした病気は現代社会に生きる人たちにいつ起こるかわからない病気といわれています。
食生活の欧米化などもあり、脂質異常や糖尿病、高血圧などの生活習慣病を患う方が多くなり、その延長線上にある脳の疾患などによって障害を持ってしまう方もいます。

脳卒中、脳梗塞などの疾患で後天的に障害を持ってしまう方もいますし、生まれつき先天的な障害をお持ちの方もいます。
こうした障害も、足を動かすことに支障がある、目の神経に情があり見えにくいまた視力を失うなどの障害がありますが、言語や聴覚に対する障害が出てくることもあります。

こうした言語・聴覚に対する障害をお持ちの方に日常生活が少しでも円滑になる様にリハビリなどの機能回復訓練を行うのが言語聴覚士です。
海外ではSpeech-Language-Hearing Therapistと呼ばれることから言語聴覚士は「ST」と呼ばれることもある資格です。

会話する、食事をするなどの日常生活を向上させる

言語聴覚士が行うリハビリは、日常生活が少しでも円滑になる様に、向上されるように行うリハビリです。
そのため、会話、食事など、口や耳を使うことに出来る限り支障が少なくなるように、その方の障害の度合いによって様々なリハビリを行っていきます。

失語症、認知症、発達障害などの話すことが出来ない、難しいという障害もありますし、伝音性難聴と呼ばれる疾患、さらには精神的なダメージ、病気から起る疾患などもあり、非常に難しいリハビリになる事もあります。

また先天的な障害の場合、なるべく早くその障害に気づき、早めにリハビリを開始することが求められますし、脳の疾患から障害となった場合でも、体の回復に合わせて早い段階から機能回復訓練を行う事が求められます。

文字や絵を利用し言葉を引きだす訓練、呼吸、嚥下の訓練などもありますので、言語聴覚士は、さまざまなリハビリ技術を持つことが必要です。

医療関係者との協力が必須

脳疾患からの後天的な障害でも、生まれつき先天的な疾患を持っているという場合でも、治療には医師、看護師その他医療スタッフがかかわります。
その中でタッグを組みながら言語聴覚士としてリハビリをしていく必要があります。

医師から患者さんの身体の状態を確認、検査技師から検査の結果を聞き、看護師に普段の様子は現在の状況を確認する、さまざまな医療関係者とコミュニケーションをしながら、患者さん一人一人あったリハビリを検討しなければなりません。

患者さん、そして患者さんのご家族とも向き合う仕事となりますので、障害を持っておられる方の気持ち、ご家族の気持ちに寄り添いながらしっかりとしたリハビリを行う事が重要です。

認知症などの患者さんが多くなっている現代、これからさらに超高齢化社会に入っていく日本では、こうした言語聴覚士などのリハビリのプロが必要な施設が多くなっていくと考えられているため、需要はこれから先こそ、多くなっていくでしょう。

Posted by GRiry7uk